2016.04.27
こんにちは。藤沢駅から徒歩5分、菅井歯科医院 藤沢の長岡です。
今日はインプラント治療についてです。
みなさんはインプラント治療にどのようなイメージをお持ちですか?
インプラント治療をすると
・ご自分の歯のように思い切り噛めるようになる
・入れ歯のわずらわしさから開放される
・インプラントと入れ歯を組み合わせて、痛くない、よく噛める入れ歯になった
など、患者さんには大変喜んでいただけます。
しかし、一方でインプラント治療の失敗の噂も後を絶たちません。
そういった噂を聞いて、インプラントは怖い、不安だ、と思う方もいらっしゃると思います。
実はインプラント治療を成功させるためには、必ず行わなければならないことがいくつかあるんです。
そのうちのひとつが歯周病の治療です。
歯の表面についたプラーク(歯垢)によって炎症がおこり、歯茎や、歯を支える骨が破壊されてしまうのが歯周病ですが、人工の歯であるインプラントにも同じように周囲組織の破壊が起こります。これを「インプラント周囲炎」といいます。
インプラント周囲炎になってしまうと、インプラントの周りの歯茎が腫れて血や膿が出たり、支えている骨が溶けてインプラントが揺れたり、抜けたりしてしまいます。
歯周病はプラークによる細菌感染症なので、治療をしないと周りの歯やインプラントに感染が広がってしまいます。
放って置くとせまいお口の中で、歯周病菌が蔓延してしまうのです。
つまり、歯周病治療を行わずにインプラント治療を行うと、インプラントに歯周病菌が感染し、インプラント周囲炎になってしまうのです。
インプラント治療は、その一本だけの治療ではありません。
お口全体が健康ではじめて成功する治療なんです。
治療のご相談もお受けしますので、お気軽にどうぞ。
藤沢駅より徒歩5分