2016.06.29
こんにちは。歯周病、インプラント治療を行う菅井歯科医院 藤沢の長岡です。
先日、テレビで俳優の綾野剛さんが「日本で一番悪い奴ら」という新しい映画の宣伝をしていました。
そのなかで、綾野さんは主人公の負のイメージを表現するために、役作りでなんと歯磨きをやめてプラークを溜めこんだそうです。
確かに、負のイメージとピカピカの歯は相反するものなのかもしれませんね。
さて、以前ブログで毎日のお手入れは歯ブラシだけでは40%も磨き残してしまうこと、それを補う補助的清掃器具が必要なことを書きました。
今日はデンタルフロス編です。(歯間ブラシ編はこちら)
デンタルフロスは歯と歯の間を掃除する器具で、ハンドル付きのタイプと、長い糸を指に巻きつけるタイプがあります。
歯間ブラシが入らない狭い隙間に使います。
一見ただの糸に見えますが、よく見ると何本もの細い糸が縒り合っています。
この糸が歯の表面のプラークを絡め取ります。
フロスは歯と歯の間に通したら、下の写真のように角度をつけて歯に沿わせます。
そのままのこぎりを引くように前後に動かしたり、上下に動かして歯にこすりつけます。
反対側の歯も同じように当てます。
コツを掴むまでは少し難しいですが、慣れてくると時間もかからずできるようになりますよ。
デンタルフロスをした後はお口のスッキリ感が全然違います。
プラークを取ることは口臭予防にもつながりますので、毎日の習慣に取り入れましょう。
藤沢駅より徒歩5分