2015.12.02
こんにちは。藤沢市の歯科医院、菅井歯科医院の加藤です。
いよいよ12月に入り、本格的に寒くなってきましたね。
先日、正しいブラッシングの効果についてブログに書かせていただきました。
今回は間違ったブラッシングについてです。
毎日行うブラッシングですが、間違ったやり方を続けていると、いろいろな問題が起きてしまいます。
こちらの写真は、同じ患者さんの左右の歯を並べた写真です。
よく見比べると、右と左で歯の形が違うのがわかりますか?
向かって右側は歯本来の丸みを帯びていますが、左側は直線的になっています。
実はこれ、歯ブラシで削れてしまっているのです。
この方は、磨きやすいところだけを長く、強くブラッシングする癖がありました。
そして歯ブラシが当てにくいところは全く磨けていませんでした。
その証拠に、反対側(写真右)は歯ブラシが当たっていないので削れていない代わりにプラークが残っています。
全部の歯にブラシを当てるのはもちろんですが、歯ブラシの当て方や力加減は調節しながら磨かなくてはいけません。
なんとなく、歯磨きをしているとこんな落とし穴があるんです。
テレビを見ながら、お風呂に入りながら、「ながら歯磨き」をしている方は特に要注意ですよ。
藤沢駅より徒歩5分