2017.04.26
こんにちは。菅井歯科医院藤沢の長岡です。
先週は外科治療(手術)の勉強をする機会がいくつかありました。
意外かもしれませんが、歯周外科やインプラント治療など、歯科治療では手術をする機会がたくさんあります。
手術の勉強やトレーニングとは、どのように行うと思いますか?
今日は先週行った、外科治療のトレーニングを少しご紹介します。
初めにご紹介するのは、歯ぐきの模型を使ったトレーニングです。
歯の周りのピンク色の歯ぐきの部分は、歯肉、骨膜、歯槽骨の三層構造になっています。
この模型は、歯ぐき部分の三層を再現した構造になっていて、歯肉の切開や剥離(めくること)、縫合のトレーニングをします。
切開、剥離、縫合は、すべての外科処置の基本です。
シートを張り替えてくり返し使うことができる優れもので、歯科医師にとっては学生時代からなじみのある模型です。
この日は、医院長に縫合の細かなコツなどを教えてもらいました。
次にご紹介するのは、豚の顎を使ったトレーニングです。
以前にもブログで書いたことがありますが、食肉として解体された豚の下顎を使って、手術の練習をします。
個人で買い付ける先生もいらっしゃるそうですが、基本的にはセミナーや勉強会でまとめて準備することが多いようです。
私も勉強会の実習に参加してきました。
自分にとっては三回目の豚顎実習でしたが、受ける度に新しい学びがあります。
今回ご紹介したのはほんの一例ですが、より良い治療を提供できるよう、このようなトレーニングを重ねています。
これからも楽しみながら勉強を続けていきたいと思います。
藤沢駅より徒歩5分