2017.07.05
こんにちは。菅井歯科医院 藤沢の長岡です。
先週の土曜日は鎌倉の本院にて院内勉強会を行いました。
今回はストローマンの機材をお借りして、インプラントのガイデッドサージェリーの実習を行いました。
ガイデッドサージェリーとは、CT画像上で三次元的にインプラントを埋入する位置や角度を決定し、そのデータをもとに作成した3Dガイドを使って行うインプラント手術です。
インプラント手術では、専用のドリルを使って顎の骨に穴を掘り、そこにインプラントを埋入します。
ドリリングは、顎の神経や骨の形態、周りの歯の位置などを考慮して、慎重に進める必要があります。
この時、顎の骨の硬さにばらつきがあると、ドリルが真っ直ぐ進みにくくなり、角度が変わりやすくなります。
そうするとより慎重に処置を進めますので、その分時間もかかってしまいます。
一方、3Dガイドを使用すると、ドリルがぶれることがないので、どんなコンディションの骨であっても、あらかじめ設定した位置、角度、深さにぴったりに穴を掘ることができます。
このガイドに沿って手術をすれば、計画通りの位置に、短時間に安全にインプラントを埋入することができるのです。
実際に模型上でインプラントの埋入を行ってみると、とても安定して、スピーディーに埋入できました。
短時間に安全な治療が行えれば、患者さんへの負担もぐっと軽くなります。
どんどん新しいものが出てくるので、よりよい治療が提供できるよう医院全体で勉強していきたいと思います。
藤沢駅より徒歩5分