ないがしろにしてません？歯のケアは子どものお小遣い以下！？

2018.02.10

こんにちは。菅井歯科医院　藤沢の長岡です。

今日は歯に関する興味深いデータを見つけたのでご紹介します

 

 

突然ですが、あなたは前回美容院に行ったとき、どんなメニューでいくらくらいのお支払をしたか覚えていますか？

 

 

実は、日本人１人あたりの歯にかける１年間の支出は、美容院１回あたりやフィットネスクラブの月会費よりも少ないのです。

 

 

 

 

 

 

 

総務省の家計調査によると、大体高校生の１か月分のお小遣いと同じくらいだそうです

 

１年間ですよ？

ちょっとびっくりしてしまいました

では、なぜこんなに歯にかけるお金が少ないのでしょうか。

 

 

歯が丈夫だから？

 

違います。

 

それはずばり、歯への関心がとても薄いから、です

 

 

下のグラフは、東京とニューヨークのビジネスマンの、歯科の定期健診受診頻度の比較です。

 

 

 

 

 

 

 

ニューヨークのビジネスマンは90％の人が定期健診を受けている一方、東京のビジネスマンは健診を受ける習慣のない人がなんと62％にも及びます

 

 

アメリカでは、歯の健康の重要性が広く知られています。

歯を失うことは指を失うことと同じように考えられています。

日本でも、早くその認識が「当たり前」になるよう、私たち歯科医院側もがんばりたいと思います。

 

 

最後に、2012年のPRESIDENTに掲載された、「シニア層の「健康」の後悔トップ20」より、ベスト3を抜粋します。

 

 

第１位　　歯の定期健診を受ければよかった

第２位　　スポーツなどで体を鍛えればよかった

第３位　　日頃からよく歩けばよかった

 

 

多くの患者さんは歯を失って初めて歯の大切さに気付きます

髪の毛は伸びますが、歯は一生モノです。

経験なさった方々の「後悔」を教訓に、ぜひ歯科健診を受けましょう