2017.10.23
こんにちは。藤沢駅北口より徒歩5分、菅井歯科医院 藤沢の長岡です。
昨日は台風の中、院長の奈良先生と一緒にインプラントのセミナーに参加してきました。
最新のインプラントシステムについての講義を受け、実際に補綴物(被せ物など)を作っているラボの見学をしました。
ラボでは、口腔内スキャナーのTRIOS 3を体験させてもらいました。
口腔内スキャナーとは、お口の中を小さなカメラで三次元的にスキャンし、その情報を瞬時にパソコンに取り込む機器です。(下の写真は手に持った模型をスキャンしています。)
実はこれ、歯科医院ではおなじみの、「印象採得(型どり)」をしているんです!
従来の印象採得といえば、粘土のような材料をお口に入れて歯型をとりますよね。
その歯型に石膏を流し込んで模型を作り、ラボに渡して詰め物や被せ物を作ってもらっています。
しかし、口腔内スキャナーを使うと、撮影したデータを送信するだけです。
型どりが苦手な患者さんの負担が軽くなりますし、廃棄物も大きく減らせますね。
将来的には歯科医院から印象材(型どりをする材料)や模型材がなくなるのではないかと思います。
ラボでの操作もデジタル化が進み、パソコン上でデザインした被せ物を機械が削り出す様子(CAD/CAM)も見せてもらいました。
歯科技工では3Dプリンターも大活躍しています。
講演していただいた田中譲治先生と写真を撮らせていただきました。
新しいものがどんどん出てくるので、時代に取り残されないよう勉強していきたいと思いました。
藤沢駅より徒歩5分