2018.01.12
こんにちは。菅井歯科医院 藤沢の長岡です。
全国的に寒波で荒れたお天気ですが、一月は成人式、センター試験とイベントが続きますね。
くれぐれも体調を崩さないようお気をつけください。
さて、みなさんはエアーポリッシングをご存じですか。
エアーポリシングとは、微粒子のパウダーを歯に吹き付けて汚れを落とすクリーニング法です。
従来のクリーニングと比較して、細かい隙間までお掃除が可能なエアーポリッシング。
しかも、摩擦がかからないので歯や歯茎にとっても優しいんです
こちらの記事もご参照ください。
今回はエアーポリッシングの実力をご紹介します。
こちらは歯列矯正をしている患者さんです。
ワイヤーや細かい装置がたくさんついていて、歯ブラシや歯間ブラシで歯磨きをしているそうです。
では、染め出し剤をつけてプラーク(歯垢)がどのくらい残っているか見てみましょう。
プラークがピンク色に染まっています。
がんばって歯磨きをしていても、細かい装置の間のプラークを取るのは至難の業です
歯科医院でのクリーニングでも、従来のブラシを使ったクリーニングでは物理的にブラシを当てることができません。
では、エアーポリッシングをしてみましょう。
向かって左半分だけエアーポリッシングをした状態です。
左側にはプラークのピンク色が全く残っていません。
その差は歴然ですね。
拡大写真で比較してみると、狭い隙間や段差までほぼ完璧にプラークを除去できているのがわかります。
さらに、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目のプラークもしっかり落としているにも関わらず、歯ぐきに傷がついたり出血している様子はありません。
患者さんにきいても、痛みは感じなかったとのことです。
(歯ぐきの炎症が強い場合は出血したり痛みを感じることもあります。)
全体をエアーポリッシングした状態です。
歯の表面のざらつきがなくなり、よりツヤのある歯になりました
ブラシのクリーニングの弱点をみごとにクリアしたエアーポリッシングはこれからのクリーニングのスタンダードになっていくのではないでしょうか。
みなさんもエアーポリッシングで三か月に一回のクリーニング習慣を始めませんか?
藤沢駅より徒歩5分