2020.05.20
こんにちは!菅井歯科医院 藤沢の北村です。
今回は補助器具(歯間ブラシ、フロス、糸ようじ)についてご説明させていただきます。
補助器具の主な役割としては
歯ブラシだけでは磨き残しやすい歯と歯の間の部分、歯と歯茎の境目にある溝のお掃除です。
補助器具には、色々な種類やサイズがあります。
サイズが合ってないものを選んでしまうと歯茎を傷つけてしまったり
時間をかけてお掃除していただいても歯茎の炎症がなかなか治らない場合があります。
効率よくお口の中をお掃除していただくためにも
自分にはどのような器具やサイズが合っているのか確認していきましょう
歯間ブラシ
DENT.EX 歯間ブラシ
★おすすめ
歯と歯の間の隙間が広い人
ブリッジ(繋がっている被せ物)が入っている人
ワイヤーの歯科矯正をしている人
写真の歯間ブラシのサイズは4S~LLまであります。(左から4S~LL)
歯と歯との間の隙間が狭い人は小さいサイズ
隙間が広い人は大きいサイズを目安に選びます。
※歯間ブラシのサイズやサイズのカラーはメーカーによってバラバラです。
フロス
左:REACH デンタルフロス(ワックスあり)
右:ruscello フロス(ワックスなし)
★おすすめ
歯と歯の間の隙間が狭い人
歯間ブラシが通しにくい人
フロスにはワックスありとワックスなしの2種類があります。
・ワックスあり
歯と歯の間に入りやすい
被せ物、詰め物をしている歯が多い人におすすめ
・ワックスなし
繊維によるプラークの除去率がワックスタイプよりも高い
糸ようじ
DENT.EX ウルトラフロス
★おすすめ
フロスがうまく指にまけない人
フロスを指に巻いて使用すると奥歯などに通しにくい場合
糸ようじにはフロス部分が普通タイプと細いタイプの2種類があります。
・普通タイプ
1番スタンダードなものです!
・細いタイプ
歯と歯の間の隙間が狭くて普通タイプが入らない人におすすめ
歯茎に炎症があると使い始めに出血が見られますが
使用し続けることで腫れは治まり出血は減少してきます。
また、使用し続けることにより歯と歯の隙間が大きく見えたりすることがありますが
歯茎の炎症がとれ、歯茎が引き締まった状態なので心配ありません。
歯科検診の際、歯医者さんにご自分のお口の状態にあった補助器具を選んでもらいましょう
歯ブラシや補助器具の使い方はこちらで紹介していますので、ご覧ください。
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