サイナスリフト（上顎の骨造成）

2015.05.26

こんにちは。藤沢市の菅井歯科医院です。

 

今日は，骨の再生手術をしてインプラント治療を行った患者様の症例をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは術前のCT画像です。上顎骨には上顎洞という空洞が存在しています。上の奥歯が無くなると，この空洞は大きくなっていく傾向にあります。この患者様も，1〜2mmほどの骨を残してあとは空洞になってしまっていました。

以前の歯科医師には，インプラントは不可能と言われていたそうです。

 

 

 

 

 

当院では，様々な骨の再生手術を行っております。

この患者様には，上顎洞の横から穴をあけて空洞の中に骨を造る，サイナスリフトという手術を行いました。半年後のCT画像です。

骨がなかった部位に骨が出来てい，CT上で白っぽく映っているのが分かります。

 

 

 

無事に骨が出来た部位にインプラントを3本埋入しました。

 

 

 

 

 

最終的にセラミックスの歯が入りました。

 

骨の再生治療を行うと治療期間は長く，費用も多くかかることがほとんどです。しかしながら，他院では不可能とされていた部位にインプラント治療を行えるというのはとても大きな魅力です。

自分でインプラントを諦めている方，他院では無理といわれた方，ぜひ一度当院にご相談ください。